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映画館の席は結局どこがいい?元映写スタッフがもう迷わない席の選び方を解説
映画館の席って、いっつも迷うんだよね〜。 私もだ。いつもチケットを買うときに熟考してしまい、タイムエラーになってしまうことがある。 映画館で映画を観るときに、どの席にしようか迷ったことはないだろうか。僕も高校生の頃はよくチケットを買うとき... -
辻野正樹監督『北浦兄弟』ネタバレなし最速レビュー「こんな笑える映画は久しぶり」
『北浦兄弟』は、「不謹慎な爆笑映画」とでも言っておこうか。物語は父親殺しから始まり、ダーク調の設定とは裏腹に笑いをふんだんに混ぜ合わせたコメディ映画が本作である。 辻野正樹監督から試写会にお誘いいただいたのだが、まさか劇場でこんなに肩を揺... -
『ハングリー・ハーツ』考察・レビュー|タイトルに隠された3つの意味
アダム・ドライバーが映画初主演を飾った長編作品。本作でいきなりヴェネチア国際映画祭主演男優賞を受賞し、共演したミナ役のアルバ・ロルヴァケルも同映画祭で主演女優賞に輝いた。 胸が張り裂けそうな状態がいつまでも続く本作は、まるで拷問のようにズ... -
『A.I.』レビュー|スティーブン・スピルバーグ監督がキューブリックの草案を映画化
スティーブン・スピルバーグ監督と聞いて、大衆向けの娯楽映画を思い浮かべたあなたは、この監督にダーク(闇)なイメージは抱かなかったのではないだろうか。 反対に、スタンリー・キューブリック監督と聞くと、途端にメッセージ性の強い暗く暗雲たちこめ... -
「逢びき」考察レビュー|映画史上もっとも純粋な不倫
「アラビアのロレンス」を手がけた巨匠、デヴィット・リーン監督が描く純情な不倫の物語。1946年の第一回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた作品でもある。 本作は、個人的に近年観た映画の中でも、TOP3に入るほど心に残った作品。言葉の卓越性と演者の... -
ティム・バートン「マーズ・アタック!」まず観てほしいSF映画
「マーズ・アタック!」は、1996年に制作されジャック・ニコルソン主演のSFコメディ。「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」や「ビートルジュース」、「シザーハンズ」、「バットマン」シリーズでお馴染みのティム・バートンが監督を務めている。 引用:... -
【横浜の映画好きへ】ジャック&ベティの支配人・梶原さんが語るミニシアターの価値とは?
シネマ・ジャック&ベティは、横浜市中区の若葉町にある昔ながらの哀愁漂う映画館だ。大手シネマコンプレックス(以下シネコン)のように、スクリーンが10個もあって大きなビルの中にあるわけでもない。町の商店街から一歩外れたところにある、小さな映... -
高校生に見せたい!実話を基にした教養としての戦争映画6選
この記事がおすすめの人 戦争映画で歴史を学びたい人 高校生 戦争映画は、人類が犯してきた数々の過ちや残忍な現実を教えてくれる、学びが詰まった映像作品である。時には鉄砲玉を喰らったような心の痛みが生じることもあるだろうが、その痛みを受け止め、... -
「シアター・イメージフォーラム」渋谷の映画好きが集うミニシアターを紹介
渋谷から徒歩8分ほどの場所に位置するミニシアター「シアター・イメージフォーラム」に行ってみた。 今回は、イメージフォーラムの歴史や見やすい座席をご紹介する。 このミニシアターは、さまざまな文化が交差する渋谷の中で20年以上も映画を上映し続けて... -
映画『ジュリアン』から僕らは不機嫌や癇癪の恐ろしさを学ぶ
フランスで脚光を浴び、第74回ベネチア国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した『ジュリアン』。監督は、2013年にアカデミー賞短編映画賞にノミネートされた「Just Before Losing Everything(すべてを失う前に)」のグザヴィエ・ルグラン。『ジュリアン』はこ...